YAMAHA POWER BEAM ヤマハパワービーム SR用新登場に期待

早速、SR400 FI改 651のデモ車に取り付ける。取り付けはいたって簡単(プロとしては)。FI車専用パーツとなっているが、後部ブラケットを改造するか新規にブラケットを作り直せばキャブ車(’78〜’2009)全車に取り付け可能となる。AAAとしてはキャブ車用ブラケットの製作を検討中。さて、パワービームを取り付けてエンジンを始動し、スロットルと軽くレーシングすると、チューンされたエンジンの振動が何故か軽減したように感じるのが不思議だ。

走り出すと、ごく僅かながら微振動が少なくなった気がする。そしてリアホイールのトラクションが以前より多く体感出来るようになった(ライダーの経験値により体感は異なります)。

驚くべきことはコーナーリング時の、走行性能(ハンドリング)が大きく変化したことである。チューンドエンジンを搭載したSRは、エンジン性能が勝って、シャーシが追いつかないケースが多々ある。AAA 651FIはそれなりに足回りセッティングをしたのだが、パワービームをフィッティングすることにより更にフレーム強度が増し、すぱっとマシンを倒し込むことが出来、コーナーリングバイクに変身したことは事実だ。6月に開催されるつくばTTレースに装着し、その結果を見てみたい。

ヤマハパワービームはSRの新たなカスタムパーツとして注目されるのは確かだ。
6月のニューリリースが待ち遠しい逸品である、期待したい。

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